子犬を迎える前の心構え・注意点

犬を飼いたいと思っても、理由や環境によっては犬を幸せに出来ないかもしれません。
その為、飼いたいと思う理由が以下に該当する場合には注意が必要です。


衝動買い

子犬はとても可愛いものです。無邪気な姿に愛らしい表情は特に女性の母性本能をくすぐるのに十分な要素をたくさん持っており、可愛らしいしぐさで鳴く子犬を見ているうちにその本能が覚醒して、自分がこの子を保護し育てたいという衝動に駆られるのです。その母性本能が覚醒したならば幼い子犬にたくさんの愛情をもって接することができるでしょう。
しかし成長していく過程で、母性本能を覚醒させた面影が消えてしまう犬種もたくさん居るのです。その際に感情を維持することができず、結果的に犬を不幸せにしてしまうかもしれません。そのため、母性本能をくすぐられたという理由で衝動買いをする前に犬との将来についても考えましょう。


まねをして飼う

映画やテレビで話題になったことがきっかけで犬を飼おうと思ったり、自分の好きな有名人と同じ犬を飼いたいなどの理由で犬を飼おうとすることは危険です。
自分が魅力を感じていたり優れた人の考え方や行動を真似し、同じ要素を取り入れることで自分がその人物に近づいたような感覚になることを同一化現象と言います。
犬を飼いたいと思う動機は人それぞれですが、犬は感情を持つ私たち人間と同じ生き物です。悲しい事ですが、責任を放棄した飼い主により捨てられ、その後施設に送られるだけでなく中には処分されてしまう犬が実際にいるのです。犬を迎え入れるということは、その犬の命が尽きるまで共に生活を送る仲間であり家族なのです。一緒に暮らしていく中で、日々の餌代だけでなく医療費など多くのお金もかかります。それが面倒を見ていくということであり現実です。
同一化現象による願望や思いは長続きしないものです。犬は物ではありません、良い面ばかりでなく、生活環境やしつけ、経済的な事などの大変なことからも目を背けることなく冷静に考えた上で、少しでも迷いが生じるのであれば、お互いの為に飼わない方が良いと言えます。

一時的な流行や子供にせがまれてなど、上記の理由以外にも同一化現象によって芽生えた感情が犬を飼いたいという動機の裏側にあるならば、それはとても危険であり、飼うことは避けるべきです。
そして理解しておかなければならないのは、初めからその家庭でのルールやしつけをきちんと守れる犬はまずいません。
時間をかけて、飼い主との信頼関係を築きながら物事を徐々に覚え、きちんと犬と向き合うこと、苦楽を共にしていくことでようやく理想に近づいていくのです。その苦労を考えず衝動買いや同一化現象の様に一時の感情に流されて飼育を始めても、理想通りにならず、結果的に後悔することになりかねません。
最終的に不幸で哀れな末路を歩ませることの無いよう、様々な面を考慮したうえで慎重に考えるべきではないでしょうか。

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